「日本人のライフスタイルに浸透する北欧系　スカンジナビアの新サービス、続々登場」の詳細記事： 老眼 老眼 老眼

　スカンジナビアとは、ノルウェー、デンマーク、そしてスウェーデンの3ヵ国のある地域。近年は、家具やファストファッションが人気を博しているが、2012年もこの地域で生まれた新しい商品やサービスが続々と日本にやって来る。



　まずはノルウェーについて。面積はほぼ日本と同じで、2010年の日本の輸入額は1,700億円だ。この国から今年2月に新登場したドリンクが「ritni（リトニ）」。ブルーベリーの一種でノルウェーに自生するビルベリー100％のジュースだ。目に良いとされているアントシアニンに加え、フラボノイドなど身体の新陳代謝を活性化させるエイジングケアにはもってこいの抗酸化物質が凝縮されている。もちろん砂糖他、添加物も一切使っていない。ヘルシーな生活の新しき、良き相棒となってくれそうだ。価格は1本（260ミリリットル）1,600円。



　次に九州と同面積の国、デンマーク。日本の輸入額は2010年実績で1,982億円。この国からは、今夏大阪に激安ショップ・チェーン「TIGER（タイガー・現地での発音はティアー/ゼブラ社）」が初上陸を果たす。母国デンマークの店内には、20クローナ（約245円）のDVDに老眼鏡、スカンジナビア地方独特のデザインがほどこされた10から30クローナ（122～367円）の台所用品や、ファッション小物など多彩な商品がところ狭しと並ぶ。どうやら商品構成や店舗イメージは、日本の100円均一ショップを連想すればよさそうだ。



　そして、日本の約1.2倍の国土面積を有するスウェーデン。2010年の日本の輸入額は1,812億円。最近は、IKEAやH＆Mの発祥地と表現した方がわかりやすいかもしれない。そんなスウェーデンからは、話題の会員制音楽配信サービス「Spotify（スポティファイ）」が、やって来そうだ。



　スポティファイとは、専用ウェブサイトにある楽曲をダウンロードせず、直接PCなどで聴くクラウド型のサブスプリクションサービスだ。選べる楽曲数は約1,500万曲。サービスは無料・有料どちらかで、無料会員には月の利用制限やCMが入り、それらがなくなる有料会員になるには、月額1,200円程度を支払う仕組みだ。昨年アメリカでもサービスが開始され、またたく間に大人気となった。日本でも先行利用者登録は行われているが、現時点で実施時期は未定となっている。



　ライフスタイルの最新情報といえば、とかくヨーロッパ大陸の国々やアメリカに注目しがちだった。しかし近頃は、スカンジナビアから発せられる各種情報も、チェックが欠かせない気になる存在となってきたようだ。





（サイトウ イサム 、 加藤 秀行）





(この記事は経済総合（MONEYzine）から引用させて頂きました)

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